今日は、せっかく吟味して仕入れたのに、TOB(公開買い付け)をされてしまって、手放した銘柄たちを紹介します。
このような経路をたどった銘柄は、今のところ次の4社です。
その4社は、ソントン、スターバックスジャパン、三井情報、ギャバンの4社です。
まず初めにTOBされたのは、ソントンです。
ソントンは、ジャムなどで有名なあの会社です。自己資本比率が非常に高く、財務の厚い会社で、配当利回りはそれほど高くなかったのですが投資をしていました。本当は、優待が欲しかったのですが、株主優待は1000株からだったので、70-80万円必要であきらめていました。そこで、こじんまりとミニ株で50株ほど保有していたわけです。
2011年の1月に710円で50株ほど購入しました。それから2年保有して、TOBがかかって、1000円での買収となってしまいました。手続きなどが面倒なのでTOBの買い付け価格付近で売却するつもりだったのですが、ミニ株での取引ができなくなって困ったのを覚えています。
このような場合はミニ株の取引きができなくなってしまうんですね。
このときはじめて知りました。まだまだ勉強ですね。
仕方がないので放って置いたら、郵便局でお金を受け取るようにと連絡が届き、無事に1株あたり1000円で50株分の代金をうけとることができました。
結局2年間で14000円の利益と1510円の配当を受け取ることができました。
次はスタバです。
スターバックスジャパンは、日本でスタバをやっている会社でして、優待が欲しくて保有していました。スタバの優待はドリンク券が2枚もらえるのでしたが、ドリンクが種類もサイズも自由というもので、ついついでっかいサイズをもらってしまうんですよね。2010年の7月に41800円で1株購入したものが、TOBがかかって、2014年9月に1461円で100株(途中で1:100の株式分割がありました)売却しました。
スタバは、もともとサザビーリーグとアメリカのスタバ本社が出資していたのをスタバが完全子会社にしたんじゃなかったかな。よく覚えていないのだけど。
そんわけで、4年間の保有で10万くらいの利益と2905円の配当をゲットできました。
3つ目は、三井情報。
三井物産系の会社で安心で、配当利回りも良くて、2万円以下で投資できるので、NISAの枠をフルに使うために、活躍してもらうつもりで期待して投資を始めた銘柄でした。2013年10月に100株155円で仕入れたのですが、翌2014年にTOBがかかり完全子会社化されることになり、254円で手放すことになりました。
1年くらいで約9600円の利益と240円の配当を受け取りました。
最後がギャバンです。
ギャバンは、香辛料の会社で、詳しくは「業務用香辛料大手のギャバンがハウス食品にTOBされてしまいました」
に書きましたのでそちらも読んでくださいね。
2014年から2016年まで保有して約10万円の利益と14344円の配当を受け取りました。
TOBがかかるとそれまでの半年くらいの平均の株価にプレミアムを乗せた価格を提示されるので、少し株価は上がって、利益は出やすくなります。
今回の4社も結構、売却益がでましたので、投資としては大成功です。大成功なので喜べばいいのですが、せっかく吟味して購入した銘柄たちは、わが子のようにかわいくなってくるので手放すのが残念でなりません。
これらを元手に新しい銘柄を開拓するので楽しいのですが、私がせっかく見つけた銘柄を横取りされたような感じもして、手放しでは喜べないのです。
そんな感じですが、今回はTOBされてしまった銘柄たちの紹介でした。