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2017年11月1日水曜日

保有銘柄紹介 優待メインだけど少しだけ夢をみて

前回は、あまり安全堅実銘柄とは言えない銘柄、ユーグレナを紹介しました。株式投資全体として、それなりに好調なので、時には夢を見て、夢のある技術を応援している気持ちになりたくて投資をしてみたのです。

今回は優待銘柄として、投資をしたのですが、ちょっと夢をみるような技術を持った企業の話を少し。

その銘柄は、マルハニチロです。

マルハとニチロが合併してできたマルハニチロ水産が持ち株会社になったり、やっぱり普通の事業会社に戻ったりして、今はマルハニチロです。

水産会社の最大手です。
水産会社ですから株主優待は自社製品詰め合わせ。
カニ缶とか鮭やマグロの缶詰などいろいろです。今年は5種類から選べるようになっていました。

マルハニチロへの投資を開始したのは2011年。

2011年3月 150円で1000株を購入です。

配当は、年1回3円/株で、3000円。

2014年には10株が1株に併合されたので、保有している株は100株になって、配当は30円/株となり、やはり3000円です。

これは、なんか、東京証券取引所の方針で取引の単位を100株にそろえるということになっているらしく、それに従って行われた処置だそうで、実質的には何もかわりないようです。

現在、株価は3000円を超えていますので、株価は買値の2倍以上となっており、含み益も15万円を超えています。でも優待が楽しみなので、このまま継続保有の予定です。

2016年まで3000円の安定配当が続いていましたが、今年(2017年)は増配でした。40円の普通配に記念配5円が加わって45円/株の配当、つまり4500円(税引き前)でした。

これで、受け取り配当総額も18000円を超え、来年には20000円に到達するはずです。株主優待も毎年、楽しんでいます。ほとんど毎年カニ缶メインの缶詰詰め合わせを選択しています。

かにかまではなく、本物のカニ缶を使うと料理の出来上がりも一味違ったものになります。チャーハン一つとっても、本物の蟹入りチャーハンは、なかなかおいしくて旦那も美味しいといってくれます。もちろん、本物のカニが入っていることまでは、言わないと分かってくれませんがね。

さて、そのマルハニチロのちょっと夢のなる技術は、完全養殖マグロ。ニュースで聞いたことあると思いますが近畿大学が開発に成功したものでマルハニチロが2016年から実際に出荷しています。
2016年には、3000尾・180トンの出荷であったものを2018年には10000尾・600トンになる見通しとのことです。

急激な資源量の減少で、漁獲制限も厳しくなり、将来的に漁獲ができなくなる可能性のあるマグロ。完全養殖が軌道にのればマグロ漁ができなくなっても安定して食卓にマグロが出てくるようになるわけですね。

現状では、孵化した卵のうち成魚にまで成長できるのは、わずか1%程度。この割合をもう少し上げられると採算面でもかなり改善すると期待できるでしょう。

他の水産会社も乗り出してきていますし、マグロ以外の魚にも広げてきているようですので、将来は鮮魚コーナーがこれらの魚でいっぱいになる日も近いかもしれません。