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2017年6月7日水曜日

株主になってみて変わったこと

今日は、株式投資をはじめて株主というものになって変わったことについて書いていきたいと思います。

まずは株式投資を始めてみましょう。
株式を買えば、あなたはもう株主です。


株主気分


とはいったものの、当たり前ですが全く実感はなく、証券会社の口座に自分が買った株が載っているだけです。それを眺めて、たぶん自分は株主なんだだろうなとは思うだけでした。

しばらくそのまま株式を保有していると、中間決算や期末の決算の時期を過ぎます。その後数か月すると、保有している会社から書類が届きます。

中間決算のお知らせだったり、株主総会の案内などです。

本当に株主なわけなんで、こういういい方はちょっと変なんですが、株主総会の案内が届くようになると、なんだか本当に株主っぽくなった感じがしてきます。

そうして何回目かの株主総会の案内が届くころには、すっかり株主(株を買って株主名簿に掲載された時点で本当に株主なので、気分のことです)です。


世の中の見え方


そうして、気分も含めてすっかり株主になると世の中の見え方が変わってきます。

まず、保有している会社が自分の会社のような気がしてきます。自分の持ち分なんて吹けば飛ぶような、ちっぽけなものなのですが、そんなことは関係ありません。

株式を保有している会社は、自分の会社というわけなのです(気分は)。

自分の会社ですから業績につながるようなことが気になってきます。

具体的にいうとわが社(株を保有している会社)の傘下のお店に行ってお客さんがたくさんいて混雑していても腹が立たなくなります。以前なら混んでるのは不快なだけだったのですが、混雑しているということは、お店が繁盛しているわけですから大歓迎です。

店員さんが忙しくしていれば、素直にがんばっているなと思えます。それも我が家のためにこんなにたくさんの店員さんが日々頑張ってくれていると思うとうれしくなってきます。

店員さんに不満があるときも、お客さん目線でただ腹をたてるのではなく、経営者目線でこれではいかんなと思うようになります。

もちろん目に見える店舗を持った会社だけではなく、一流企業の東大や京大を出た優秀な社員たちが世界中をかけずり回って我が家のため働いてくれていると思うとこれまたうれしくなってきます。

経済ニュースが気になる

自分が保有している個別の会社も気になるのですが、株式投資をはじめると、つまり株主になると日本経済全体や世界経済のニュースが気になるようになりました。

それまでは、ただ聞き流すだけだった日経平均の上下や円ドルの為替相場などいろいろ気になってきます。

もちろんそれが直接自分の保有している会社の株価に影響強するとは限らないのですが、以前より間違いなくニュースをきちんと聞くようになりました。

自分の場合は、ニュースは何か作業をしながらラジオで聞いていることが多いですね。

そうしてニュースを聞いていると、当たり前ですが、意外と政治は経済に影響しているのだなと思うようになりました。

そんなわけで、株主になると世の中の見え方が変わります。
こればかりは実際に投資を始めてみないと味わえない気分かと思います。あなたも株主気分、味わってますか?