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2017年4月2日日曜日

株の売り時は難しい。本当に難しい。

皆さんこんにちは。

今日は、株をいつ売るのか?ということについて少し考えてみました。

株の売り時は難しいなと思います。

株式投資を始めたばかりのころは、日々の持ち株の株価が気になっていました。株価が上がれば次の日は、ちょっといい気分で過ごせたし、株価が下がるとなんだか沈んだ気分で過ごすこともありました。

ちょっと株価が上がると利益を確保したい誘惑にかられるのです。利食い千両などという格言もあるし、利益をしっかり確保すれば次の投資にもつなげられます。

株をいつ売るのか?ということは、どのような株へ投資するのかとかどのようなスタイルで投資を行っているのかということに大きく影響されます。


例えば、デイトレード。
デイトレーダーの場合は、基本的に次の日にポジションを持ち越しませんので、日々完結です。株を買ったら、その日のうちに売る。売りから入る場合でも株を売ったら、その日のうちに買い戻す。利益確保のタイミングはあるでしょうが、その日のうちに手じまいすることは決まっているのである意味わかりやすいですね。

もちろん、どのようなタイミングで取引を手じまいするのかというのはとても大事なことなのでしょうが、私はデイトレードは行ったことがありませんのでその点についてはよくわかりません。




今日は、私がしているようなある程度の期間にわたって株式を保有する投資について考えていきたいと思います。


私の場合は、株主優待が目当ての投資と配当目的の長期保有投資がメインです。そうすると基本的に株式の売却はほとんどしないということが結論となります。

それでも保有株式の株価が上がれば、利益を確定したくなります。

例をあげると、以前に紹介したことがありますが私は400円で買ったゼンショーの株式を100株保有しています。

現在の株価は1900円を少し切るくらいですから、150000円の含み益があることになります。そんなに利益が出るのなら、チマチマと株主優待や配当を受け取っていないで売ってしまえばいいではないかと思うかもしれませんが、なかなか決断できません。

ゼンショー株を売るつもりがあったならば、1000円くらいの段階で株価は2倍以上になっており売ってしまったのではないかと思います。そうすると、売値の2倍近くの株価まで値段が上昇してしまったことになり、それはそれでもったいなかったなぁとちょっと後悔することになるかもしれません。



人によっては、株を買った値段は関係なくて現在の株式の価値と株価の関係から考えるべきだといいます。でも株の適正価格なんてわかれば苦労しないし、株主優待が人気になったりして株価が業績からかけ離れた価格になってそのまま定着してしまうこともあります。



また、株を買ったときの理由がなくなったときが売り時だという人もいます。つまり、株主優待が目的で買ったのならば、株主優待が廃止されたり改定されたりしたらその時が売り時だということです。安定配当が魅力だった場合は、減配されたら売り時かもしれません。

でもそのような時は、他の人も売りたいので株価が下がってしまい、利益も減ってしまいますので考えものです。



株価が2割あがったら売る、2割下がっても売る(損切りをする)というようなルールを決めて機械的に投資をしている人もいるようです。利益は大きくならないけれど、損も大きくならないというシステムです。



いろいろなスタイルがあってそれぞれ自分の性格にあったスタイルを見つけられると楽しく投資ができると思います。



私の場合は基本的に買った株は売らないという方針です。

ただし、株主優待目的で買った株の中には、業績が心配な株もありますので、その辺はしっかりと毎年業績を見ながら売るべきか売らざるべきか検討しています。そういう理由で売却した銘柄は、今までに2つほどあります。

あとは、TOB(公開買い付け)されて上場廃止となることが決まっている銘柄は面倒なので売ってしまうことにしています。

株の売り時は難しいので、基本的にずーと保有していたい株、安心して保有していられる株を探して投資するようにしています。

といいながら、優待株についつい惹かれてしまうのですが、・・・・。